最高裁判決を待たず、専修大、無期転換を認める

専修大学は「専修大学兼任講師 無期転換申込書」という文書を配布して、2013年以降、通算契約期間が10年間の非常勤講師に対して、無期転換を認めました。

当組合の組合員を原告とする5年で無期転換を認めるよう訴えた裁判で、専修大学は地裁、高裁で敗訴しており、2023年3月9日現在、最高裁に上告中です。専修大学は、この最高裁判決を待たず、先行して通算契約期間が10年間の非常勤講師に無期転換を認める姿勢を示しました。当組合が危惧していた無期転換阻止を目的とした雇い止めは回避されました。この雇い止め回避については、原告の地裁、高裁で勝訴した裁判が間接的に影響していると考えられます。引き続き、最高裁の結果にご注目ください。

権利を有する方は、必ず無期転換を申し込んでください。申し込みした時点で、無期転換が成立します。なお、紙で提出する方は、念のため、提出する前に、記入済みの申込書を複写し保管しておくことをおすすめします。

5年での無期転換をめぐって、専修大学に高裁でも勝訴

専修大に勝訴、5年で無期転換を認める判決

2023年3月限りでの雇止めを通告されている有期の教職員の皆様へ