東海大運動部で29名の部活クラスター発生

――隠蔽してもコロナは消えない

東海大学のラグビー部、水泳部、ソフトボール部で合計29名の大クラスターが発生した。対面授業がなくても、運動部の寮や合宿所での集団生活によって、感染者が多く出ている。

学生の中で感染が広まってしまう可能性がある以上、安全・安心な対面授業を再開するためには、運動部関係者及び希望する学生・教職員全員のPCR検査が前提になる。千葉工業大学では、すでに希望者全員の検査を終えている。特に運動部関係者はプロスポーツと同様に繰り返し検査を受けることが望ましい。千葉工大によると費用は簡易式の唾液検査なら一人2000円で済むそうだ。

東海大学は、PCR検査を求める当組合の要請に対して回答を拒否していた。情報を隠蔽しても、コロナは消えない。東海大学は、部活でクラスターが発生したことを反省し、当組合の要請にきちんと応じる必要がある。

東海大ラグビー部、新たに20人陽性…新型コロナ : その他 : スポーツ : ニュース : 読売新聞オンライン
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