むつ市がPCR検査前提の成人式開催を発表

GoTo成人式!むつ市がPCR検査前提の成人式に踏み切る。

GoToキャンパス!大学はPCR検査前提の対面授業再開を急げ。

新聞報道によると、むつ市が参加者の新型コロナのPCR検査を前提とした成人式を開催することを発表した。

成人式は、全国から集まる仲間が集う若者の晴れの日だ。これを安全に行う努力をするのは行政の責任だ。

だが、症状のない感染者が多い首都圏などから帰省した若者が仲間と交流し、家族と接触すると感染拡大の危険もある。

若者が晴れの日を楽しむこととお年寄りの命を守ることとを両立させるには、PCR検査を行う以外ない。むつ市の決断を全国の自治体が見習うことを期待したい。

 ところで、成人式開催の問題は、大学の対面授業再開の問題とよく似ている。対面授業は、大学の主要業務であり、「学生の日常も大事だ」と言う学生たちの悲痛な叫びも聞くべきだ。だが、運動部や学生寮で新型コロナの集団感染が大量に発生している現状では、千葉工大のように、運動部関係者や寮生及び希望する学生のPCR検査を前提として、対面授業を再開するべきだと思う。

 萩生田文科大臣は、対面授業を再開するように大学に圧力をかけているが、安全に安心して再開できるように一人2000円程度の簡易式PCR検査の費用を国が負担するようお願いしたい。