【緊急速報】早稲田大がPCR検査を学生・教職員に無料で実施へ!

私達は対面授業の継続を発表した早稲田大との4月28日の団体交渉で、

①当面は対面授業でなくオンライン授業中心で授業運営してほしい。

②学内でのPCR検査をせずに対面授業中心を強行しないこと。

③希望する学生や教職員には、対面かオンラインかの選択肢を与えること。

を求めました。

[リンク]対面授業問題で早稲田大学との団体交渉の報告

早稲田大学側は団交の場で③についてかなり柔軟な対応を示しましたが、②については本日5月9日に田中愛治総長名で、学生・教職員向けに以下の内容の通知がメールで届けられました。概要を引用しますが、迅速にこのような大きな決定をされたことに敬意を表します。

首都圏大学非常勤講師組合委員長 志田昇

表題:当面の授業形態について

送主:早稲田大学総長 田中愛治
宛先:早稲田大学の学生ならびに教職員
概要:

(1)現時点において今学期の授業を全面オンラインに切り替えることをせず、対面を中心とした授業を継続する予定である。ただし、学内外での感染者数が急増するなどの緊急事態になれば、直ちに方針を転換することも視野に入れる。

(2)持病など様々な事情により対面授業の継続が難しい先生方および学生には配慮するので、学部・研究科等に相談されたい。
(3)今学期は、大人数の講義ではなく、実験やゼミなど対面での授業が必須の科目に限り、教室収容定員の半分以下で対面授業を実施している。本学の感染者数は安定しており、皆さんの理解と協力に、心から感謝している。
(4)早稲田大学は、5月中に、早稲田キャンパス・戸山キャンパス・西早稲田キャンパス・所沢キャンパスにおいて、本学の学生と教職員に対してPCR検査を無料で提供する準備を進めている。その他のキャンパスについても順次、準備を進める予定。詳細は、総務部より今後お知らせする。PCR検査を毎週継続することにより、学内の感染者数の推移をモニタリングでき、学内での無症状感染者の急速な増加に迅速に対処することが可能となるので、1人でも多くの皆さんのご参加をお願いしたい。
(5)学生ならびに教職員の皆さんが、自粛して感染の拡大を防止してくださっていることに、改めて感謝の意を表したい。