千葉工業大の先進的なPCR検査について団体交渉で聴きました

費用2000円は大学もち、学生の負担はゼロです。

11月27日の団交で、千葉工業大学にPCR検査実施の経過と現状について聞きました。

千葉工業大学によると、

①大学設置基準は、対面授業を前提としている。

②図面の作成などでどうしても対面授業が必要な科目がある。

③学生の悲痛な声を無視することはできないなどの理由から、

学生の構内への出入りを追跡できるようにした上で対面授業を再開することにした。

600名収容の寮があり、前期は実家にいた学生が後期に戻ってきたので、クラスター発生を懸念してPCR検査を決定。

寮生は全員唾液検査・・・陽性はなかったが疑陽性の学生が出た。その学生は校医が診察(細胞診)、結果的に全員陰性だった。現在も寮生は毎朝検温して報告させる。

ほかの希望学生にも検査予定。寮生と合わせて現在1400名検査済み。全員検査がのぞましいが、強制はしていない。対面授業を行う教職員は全員検査、500名。唾液による簡易検査だと一人2000円程度で済む。費用は大学もちで、学生の負担はゼロ。他大学からもPCR検査実施について照会はある。新型コロナウィルス検査は、ソフトバンクの子会社「東京PCR検査センター」(千葉県市川市)に依頼した。

千葉工大の話を聞いて、他の大学も千葉工業大学を早く見習ってほしいと思いました。